ITコンサルと外資系企業

外資系企業とは、外国人が一定以上の出資をした企業のことを指す。ITコンサルは顧客企業のIT関連分野に対してのアドバイスや、システムを導入する際の相談を受け、顧客の成長や改善を支援する仕事だ。ITを使って企業の経営をする時は、戦略が求められる。顧客の抱える経営問題や業務上での課題をIT分野で解決することと、競合他社に勝つため自社の強み・弱みを把握することだ。どうしたら差別化して勝つことができるのか要因を探し、必要な企画や案を提案していこう。経営に関する知識や社会知識が豊富にあることで、よりよい提案ができるだろう。改革となれば時間も費用もかかる。それだけかけて良くなるのかと考えて動かない顧客もいて、どう動いてもらうか説得することも重要な役割だ。また、海外のメンバーとプロジェクトを進めることもある、その場合外資系なので外国に本拠地がある企業と連携を取ることもしばしばだ。そのため自分の考えをわかりやすく、論理的に伝えることができる英語力も必要となってくる。 

コンサルタントは顧客が必要とするサービスを提供し、求める戦略を目標に向かってスムーズに進めることができるようサポートすることである。提案・アドバイスは行うが、実際に戦略を決定・実行するのは顧客だ。外資系は成果主義であり、仕事が納期に終わるのは当たり前、求めている以上の結果を出して当然という評価をするので、一定期間の成果を出さなければ解雇されてしまう可能性がある。仕事も激務が多いので、体力と気力を備えていることが勝負の分かれ目になるだろう。